釜揚げうどん発祥のお店は中岡崎にありました。
「大正庵釜春本店(たいしょうあんかまはるほんてん)」は、温かいうどんを初めて提供したお店です。
明治中期頃から続くうどん店の歴史をはじめ、人気メニュー、店舗場所についてもご紹介します。
明治中期から続く釜揚げうどん発祥のお店
名鉄「岡崎公園前駅」と愛環線「中岡崎駅」の目の前の趣あるお店、大正庵釜春本店(たいしょうあんかまはるほんてん)は釜揚げうどん発祥のお店です。
大正時代初期の頃は茹で上がったうどんは一度水洗いをし、それからツユにつけて食べていました。
ところが「これでは温かいうどんが食べられない」からと、先代の主人が茹で上がったうどんを、そのまま釜から直接取って食べたことから「釜揚げうどん」が生まれたそうです。
中岡崎の今建物がある場所に大正庵釜春本店を構えるまでの歴史は長く、昭和55年10月になってからとのこと。
昔は弟子が育つと親方が店舗を出て、弟子がその店舗に残るという流れがありました。
その転々と地域を変えていく中で昭和に入り、岡崎市八帖町松葉に本店を開店。
昭和47年4月に岡崎松坂屋地下1階にクレオ店を開店、続いて数々の優秀なメンバーが開業するようになり、今も暖簾分け店舗が愛知県内に複数存在します。
今回ご紹介するのは本店で中岡崎に店舗があり、他にも岡崎だと若松東に南店があります。
「大正庵釜春本店」の口コミ・店内の様子
実際に大正庵釜春本店へ行ってうどんを食べたという方の口コミをご紹介。
まずはやはり釜揚げうどんから。
釜揚げうどんができた頃にデザインされた釜おけを使用。
完全オリジナルの粉を使用しており、常に打ちたてを提供してくれます。
機械で延ばすのではなく、人の力で無理なく労わりながら延ばすことで、生地の肌を良くしているそうです。
こちらはもろこしうどん。
卵とじのあんかけうどんなので、温かいものを食べたい時には特におすすめです。
季節により麺の食感や触感が違うように、切り方や寸法も変えられているほか、味噌煮込み用の麺は煮込んでも煮崩れしないよう、釜あげの麺とは製法がまったく異なる作業で作っているそうですよ。
そして岡崎らしい八丁味噌煮込みうどん!
深い味噌の味が、うどんの麺に染み込んだ、こちらも人気メニューです。
価格表 | 税込価格 |
---|---|
釜揚げうどん | 810円 |
とり釜揚げうどん | 1,020円 |
野菜天釜揚げうどん | 1,290円 |
もろこしうどん | 890円 |
カレー煮込みうどん | 1,330円 |
「大正庵釜春本店」の店舗場所
「大正庵釜春本店」の店舗は正面から見るとこのようなイメージ。
引用元:Googleマップ愛環線「中岡崎駅」を出てすぐ、東側目の前に看板は見えています。
愛名鉄「岡崎公園前駅」に乗って来た場合は、駅を出て北側へ進むとすぐです。
店舗名 | 大正庵釜春本店(たいしょうあんかまはるほんてん) |
住所 | 愛知県 岡崎市 中岡崎町 6-9 |
営業時間 | 11:00 ~ 15:30 17:00 ~ 20:30 |
定休日 | 水曜日 ※祝日の場合は通常営業 |
電話番号 | 0564 – 21 – 0517 |
駐車場 | あり(36台) |
ホームページ | http://www.kamahalu.co.jp/ |
SNS(instagram) | https://www.instagram.com/kamahalu.honten/ |